この記事では、これからの働き方や収入をどうするか悩んでいた私が、
実際に試したこと・やめたことを振り返りながら、
ハンドメイド販売という選択に至った過程を書いています。
今回は、その中でも「売上UPのためにやったこと」について書いています。
ハンドメイドアクセサリーはレッドオーシャンだからこそ
ハンドメイドの中でも特にアクセサリーの世界は、正直とてもレッドオーシャンです。
ハンドメイドイベントのブースの数もアクセサリーが一番多かったりします。
可愛い、きれい、丁寧――それだけでは、なかなか印象に残りません。
だから私は、
「アクセサリー」ではなく「アート」であることを、はっきり打ち出すようにしました。
①「身につけるもの」だけでなく「飾るアート」を売る
途中から、フレーム入りアートの販売を始めました。
最初は10cm角ほどの小さなサイズから。
今ではA3サイズまで展開しています。
面白いことに、
アート作品は男性のお客様のほうが多いです。
「アクセサリー売り場」だと通り過ぎてしまう人も、
「アート」として目に入ると、立ち止まってくれる。
これは実際に売り場に立って、はっきり感じた変化でした。
また、ピアスなどのアクセサリーを購入してくださる男性のお客様もいらっしゃいます。
私は「かわいい」よりも、「かっこいい」と感じるものが好きで、作品づくりや売り場の雰囲気も、自然とそちらに寄っています。
そのため、
男性のお客様にとっても入りやすく、見やすい空気感になっているのではないかと感じています。
これは、狙って作ったというより、
自分の好みを大切にしてきた結果、生まれたもの。
今振り返ると、それが私自身の特徴であり、強みのひとつになっているのかもしれません。
② 営業心理学・売り場づくり・接客などを勉強した
感覚だけに頼らず、
営業心理学・売り場づくり・接客方法の本をいくつも読みました。
自分が「買う側」になったときの気持ちを思い出すと、
- 欲しいものがあっても、なんだか見づらい
- ずっと見張られている感じがして落ち着かない
- 居心地が悪くて、早く出たくなる
こういう経験、ありませんか?
私はそれを絶対に避けたいと思いました。
③ あえて「忙しそうな売り場」をつくる
販売業では基本だそうですが、
あまりにも暇そうなお店には、人は入りづらいそうです。
なので私は、
- 売り場を常に整えている
- 作品の並びを直したり、何か作業をしている
- お客さんが来ているのに、イスに座ってスマホは触らない
を意識しています。
「話しかけないでほしい」圧ではなく、
「ちゃんとお店として動いている安心感」を出すイメージです。
④ 手に取りやすく、戻しやすいディスプレイ
これは今でも研究中ですが、とても大事なポイント。
- 気軽に手に取れる
- 元の場所に戻しやすい
- 作品が迷子にならない
お客さんが「触っていいのかな?」と迷わない売り場を目指しています。
また、人は左から右へ視線が流れると言われているので、
自然に目が動く配置も意識しています。
⑤ POPの位置と角度を見直す
POPは大事なものです。私の代わりに説明をしてくれたり、見やすくしてくれたりします。
POPも、ただ置けばいいわけではありません。
- 高い位置と低い位置のバランス
- 見下ろす角度・見上げる角度
- 光の反射で読めなくならないか
「ちゃんと読める角度か?」を、必ずチェックしています。
おわりに
売上アップというと、
「すごいテクニック」や「特別な才能」が必要に思われがちですが、
私がやってきたのは
お客さんの立場で考えることの積み重ねでした。
ハンドメイドはレッドオーシャン。
だからこそ、
何を売るか?
どう見せるか?
どんな空気の売り場にするか?
これがとても大切だと感じています。

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